コラム

新型「メルセデスAMG GTクーペ」登場

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2024年4月2日に新型「メルセデス AMG GTクーペ」が発表になりました。
ダイナミックな走行性能と卓越したスポーツ性を備えると同時に、優れた快適性も兼ね備えたパフォーマンスラグジュアリーモデルで※欧州仕様のため、仕様が異なることがあります。す。



















エクステリアデザイン
エクステリアデザインは、ロングホイールベースにショートオーバーハング、ロングボンネットという特徴的なスタイリングで、初代から継承しています。ワイドなフロントグリルは、極めて低い位置にレイアウトされたことで、ダイナミックなフォルムを強調しています。ヘッドライトには3つのLEDのドットが特徴的なデイタイムランニングライトを備えたデジタルライトを採用。先進的かつ独創的な表情を生み出しています。 

リアエンドには立体的なLEDリアコンビネーションランプを採用しています。スリムかつ水平に伸びるランプデザインがリアエンドのワイド&ロースタイリングを強調しています。
また、新デザインのデュアルエグゾーストエンドを一体化したハイグロスブラックのディフューザーも特徴のひとつです。


インテリアデザイン
アナログとデジタルを融合させた「ハイパーアナログ」デザインのインテリアは、AMGのハイパフォーマンスを取り入れながら、高品質な素材やクラフトマンシップによってラグジュアリーな仕上がりも実現しています。航空機からインスパイアされたダッシュボードが、力強いウイング形状にデザインされており、タービンノズル型のエアアウトレットとともにスポーティな印象を与えます。11.9インチの縦型メディアディスプレイはNACAダクトデザインとシームレスに融合し、12.3インチのデジタルコックピットディスプレイは立体的なメーターナセルに収められ、「ハイパーアナログ」なコックピットを形成しています。
※欧州仕様のため、仕様が異なることがあります。















シートやダッシュボード、ドアパネルもアクセントステッチ付きのナッパレザー仕上げとなり、パフォーマンスとラグジュアリーが調和した上質なインテリア空間となっています。
レイヤーや折り目を巧みに組み合わせ、ライトでスリムなデザインを採用したAMG 専用のスポーツシートを標準装備しています。また、オプション設定のAMGパフォーマンスシートはヘッドレスト一体型の極めてレーシーなデザインとなり、運転姿勢を常に正確に保ちスポーツ走行をサポートします。

11スピーカー合計出力600WのBurmester®サラウンドサウンドシステムを標準で装備し、Dolby Atmos®にも対応しており、これまでにないサウンド体験を楽しめます。さらにオプション設定されるBurmester®ハイエンド3Dサラウンドサウンドシステムでは15スピーカー合計出力1,170Wになり、余裕ある再生能力により、自然で心地良いサウンドと力強い大音響を両立しています。

ラゲッジルーム容量は、標準の2シーター仕様で321L、また初めてオプションで設定された4名乗車可能な 2+2 仕様の可倒式リアシートを倒せばラゲッジルームを最大 675Lまで拡大できます。
※欧州仕様のため、仕様が異なることがあります。

















ボディシェル
ボディシェルは、軽量なアルミニウム複合シャーシにより最大限の剛性を生み出すもので、精度の高いドライビングダイナミクスや優れた快適性、最適なパッケージング、それにスポーティなボディプロポーションを実現するベースとなっています。アルミニウム、スチール、マグネシウム、繊維複合材を使用した材料の組み合わせによって、重量を抑えつつ可能なかぎり最も高い剛性を実現しました。ボディシェルのねじり剛性は先代比で18%向上。横軸の剛性は50%、縦軸の剛性は40%高くなっています。ドア及びボンネット、テールゲートを除いたボディシェルの重量はわずか270kgとなっています。


パワートレイン
パワートレインには定評のある4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンM177 を搭載しています。最高出力 585PS(430kW)、最大トルク800N・mという圧倒的なパフォーマンスを発揮します。新型メルセデスAMG GTクーペへの搭載にあたり、搭載位置を変更したインタークーラーなど、数多くの改良が施されています。
また、3系統の冷却システムを搭載、ハードなサーキット走行時においてもドライブトレインを常に最適な温度に保ちます。 
※欧州仕様のため、仕様が異なることがあります。

















トランスミッションにはAMGスピードシフト9速MCT を採用しています。湿式多板クラッチを採用し、低慣性でレスポンスに優れ、ドライバーのアクセル操作に瞬時に反応するダイレクト感を実現しています。また、GTとして初のAMG 4MATIC+を採用しています。
走行状況やドライバーの操作に応じてインテリジェントな制御システムが状況に応じて理想的な前後トルク配分を計算するため、最適なトラクションを確保することができます。

AMG ACTIVE RIDE CONTROL サスペンションをはじめ、電子制御 AMG リミテッド・スリップ・デフやなどの装置により、極めてダイナミックな走行性能と高い快適性をもたらします。 

■AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンション 
連続可変式電子制御スタビライザーにより、ロールをより効果的に抑制することで、メルセデスAMGならではの俊敏かつ正確なハンドリングをもたらします。また、液体封入ダンパー内にバルブを2個設けた電子制御ダンピングシステムにより、伸び側と縮み側の減衰力を独立して制御。走行状況や路面状況を1秒間に最大1,000 回分析し、スタビライザーの設定を瞬時にかつ正確に制御することで、極めて高速なレスポンスが得られます。日常走行でも、路面の片側に凹凸があっても個別に制御されるため、快適性も向上しています。 

■フロントアクスルリフトシステム 
サスペンションの油圧制御システムを利用し、フロントエンドを最大30mm上昇させることで、駐車場の出入り口や段差などにおいてフロントバンパーをダメージから守ります。操作はメディアディスプレイで行いますが、GPSによって作動させる地点を記憶させることも可能です。 

■電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフ 
高速レーンチェンジやスラローム時、雨天時や雪道などの悪条件下における走行安定性が向上するほか、市街地などにおける快適な乗り心地の実現にも貢献します。

■リア・アクスルステアリング 
100km/h 以下での走行時は、後輪が前輪と逆方向に最大 2.5°に操舵されます。これによりコーナリング時の回頭性を高めて卓越した俊敏さを実現します。100km/hを超えると、後輪は前輪と同じ向きに舵角が与えられます(最大舵角 0.7度)。これによりホイールベースを長くすることと同じ効果が生じるため、操縦安定性が高まります。

■AMG DYNAMIC SELECT 
6つの走行モードによって、車両の特性を瞬時に切り替えることができます。さらにAMG DYNAMIC SELECTの機能の1つとして、AMG DYNAMICS を搭載しています。選択したモードに応じてESP®や4MATIC+、電子制御リミテッド・スリップ・デフの設定が切り替わります。「Basic」、「Advanced」、「Pro」、「Master」の4つのモードが備わり、走行状況や好みに応じてハンドリング特性をより幅広く調節することができます。 

■エアパネル 
フロントグリルとフロントエプロンのエアインテーク内に空力性能と冷却性能を両立する2 ピースのエアパネルを採用しています。電子制御式ルーバーが走行状況に応じてモーターにより、通常時は閉じることで空気抵抗を少なくするとともに、フロントに働く揚力を低減します。冷却の必要が生じた際には、ルーバーを開くことで効果的な冷却を行います。 

■リトラクタブルリアスポイラー 
5ステージで可変するリアスポイラーを標準装備。車速や重力加速度など様々なパラメーターを考慮して5段階で角度を調節します。ダウンフォースを効果的に高めることで高速走行時の安定性を向上させ、ドライビングダイナミクスを最大化します。


まとめ
今回は、てダイナミックな走行性能、卓越したスポーツ性、優れた快適性も兼ね備えたパフォーマンスラグジュアリーモデル「メルセデス AMG GT クーペ」についてご紹介しました。

GTクーペをご見学・ご試乗するには、メルセデス・ベンツ正規販売店にお問い合わせください。
新車・認定中古車を多数取り揃えた、メルセデス・ベンツ正規販売店のシュテルン世田谷では、専門のスキルを持ったスタッフが、お客様に満足していただけるよう真摯に対応します。


また、現在AMG東京世田谷にて展示しております。
※4月22日時点の情報です。
展示車の情報につきましては、AMG東京世田谷のInstagramをチェックしてみてください。
■Mercedes-AMG GT 63 4MATIC+ Coupé